藤本健のDigital Audio Laboratory
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060410/dal231.htmにて、最近発表になった「Boot Camp」を使って、Mac miniでWindows系のオーディオインターフェース、DTMソフトが動作するかを検証していた。
「Boot Camp」とはこちら。
アップル、Boot Campを発表
http://www.apple.com/jp/news/2006/apr/05bootcamp.htmlMicrosoft Windows XPのインストールディスクを持っているユーザは、本日よりダウンロード提供されるBoot Campを使って、IntelベースのMac® にWindows XPをインストールできるようになります。インストールが完了すると、ユーザはコンピュータを再起動してMac OS® XまたはWindows XPのいずれかを立ち上げることができるようになります。
Boot Campを利用するためには、IntelベースのMacとUSBキーボードおよびマウス、または内蔵キーボードおよびトラックパッド、Mac OS Xバージョン10.4.6以降、最新のファームウェアアップデート、起動ディスク上に最低10GBの空きスペース、記録可能なブランクのCDまたは DVD、そしてシングルディスクバージョンのWindows XP Home EditionまたはProfessional(いずれもService Pack 2以降)が必要です。
オーディオインターフェースのテスト気としては、EDIROLのFA-101、UA-101をテストしていたがあっさり成功しているようです。
DTMソフトとしては、SONAR 5 Producer Edition と、Reason 3.0 を試しているようです。
SONAR 5 Producer Editionをインストールして使ってみたところ、まったく違和感なく使うことができる。SONARの場合、ASIO、WDM、DirectX、MME と各ドライバに対応しているので、こうしたチェックの際はとても便利。FA-101、UA-101のそれぞれで各ドライバを試してみたが、すべてOKだった。ただしSONARでは、標準のサウンド機能であるIntel HD Audioは利用できない。これは一般のPCでもMac miniでも同様の結果である。
Reason 3.0もインストールして試してみた。こちらも、各オーディオドライバで問題なく動いた。ASIOドライバを選択しておけばオーディオのレイテンシーも通常のPCと同様に小さく設定できる。また、手元にあるUSB-MIDIキーボードであるEDIROLのPCR-30を接続してみたところ、これも Reasonから自動認識でき、普通に使うことができた。もちろんReWireなどは問題なく動作するので、Mac mini特有というような事情はなにもなさそうだ。
ノートPCを使用してDTM環境を構築していたけれど、PCスペックが悪く、ちょうどデスクトップ機に切り替えようと思っていた矢先のこの「Boot Camp」。かなり心が傾いているんだけれど・・・